
阿部 純也 | 学芸大附属高等学校 | 学連・駒場祭 |
伊香 視史 | 早稲田高等学校 | 会計・合宿・駒場祭 |
石崎 裕士 | 日比谷高等学校 | 防具・書道 |
石田 康生 | 西大和学園高等学校 | 赤胴赤門・ソウル大・保健箱・書道 |
太田 翠 | 日比谷高等学校 | ソウル大 |
栗林 凜太郎 | 筑波大学附属駒場高等学校 | 主務、部旗・羽織、襷 |
篠原 文弥 | 筑波大学附属駒場高等学校 | 掃除・合宿・ソウル大 |
新開 紀子 | 桜蔭高等学校 | 新歓・書道・体調管理 |
曹 敏 | 北京大学 | 書道 |
田村 龍亮 | 北野高等学校 | 防具・体調管理 |
林 まり | 東京外国語大学 | 広報・書道 |
松浦 圭辰 | 滝高等学校 | 広報・剣道時代 |
宮武 絢大 | 開成高等学校 | 新歓・学連幹事 |
阿部 純也 学芸大附属高等学校
Abe Junya
やあみんな、阿部だ!
俺は最初剣道部入るか迷ってたんだけど、入ってみちゃうと楽しいよな!先輩達は優しくて暴れても可愛がってくれるし、同期は剣キチ揃いだけど飲んでて楽しいからまあいいや!キャプテンのF島先輩なんてかっこよすぎだろ。あれはもはや信仰の対象だな。
そんな俺は今同クラのあの娘が気になってしょうがない。でもなぁ〜、たまに一緒に駒場まで通ってる小学校の同級生のあの娘も捨てがたいなぁ…高校時代の憧れの先輩もいるし、なんとかして全員モノにできないかなぁ…
あべちいぃ!
おいちぃぃ!
最近は美味しくなくてもおいちぃぃぃぃ!!っていうことにしてんだ。そうすればどんな女の子の手料理を食べてもハイクオリティのリアクションができるようになるだろ?
あと粗相って概念は難しいよな、俺はこの前先輩に粗相しちまったと思って必死に謝ったんだけど、先輩方はキョトンとした様子でどうやらなんのことか分かってなかったみてぇなんだ。むしろ「大きな声で歌い出すお前のスタイルは古くから人間に備わっている原始的なやつだ。最高だ。これからも期待してる。」って褒められちまった。そんなに盛り上がってたのかなぁ。えへへへへ。
あとキャラのせいで忘れちまってるかもしれねぇけど俺は高身長だ。そして坊主頭だ。だから駒場で女の子と歩き回ってるとすぐバレちまうんだ。夏なんかは特に燦々と降り注ぐお日様の光を反射して、俺の頭はキラッキラに輝くもんだから目立ちすぎてもう大変よ。
ちなみに俺が坊主にするタイミングは乃木坂のライブ前だ。試合前じゃねぇから間違えねぇでくれよ。
最後に
剣道部は七徳で稽古してる
俺はいい子とデートしてる
それじゃあ!!
伊香 視史 早稲田高等学校
Ikou Norifumi
なあこれを読んでくれているそこの君、剣道好き?
俺自分が剣道好きなのか分からないんだぁ。
え?じゃあ何で剣道部に入ったのかって?それもわかんない。。。
ねえ君、教えてくれよ。俺って剣道好きなのかなぁ?
でもやっぱり好きなんだろうなぁ。好きじゃなかったら一度きりの青春をこんな臭いことに捧げらんないよなぁ。
ねえ、今ダルイって思ったでしょ?…ううん、絶対思ったでしょ。こんなダルい話早く終わればいいって思ってるでしょ?え、何?ダルいこう⁉︎ひどぉい、そんなこと言うんだ!
そこまで言ってないって?おっと失礼、普段口の悪い同期に言われてるもんだからつい君にも言われたのかと思っちゃった。
ひどい同期だねって?でしょ〜⁉︎人が真剣に話してるのにダル絡み扱いしちゃってさ、ほんとサイテーだよね?
でもそんな同期でもやっぱり大切な仲間なんだよなぁ。あいつらと剣道してる時がイッチャン幸せなんだよなぁ。
ねえ君、俺やっぱり剣道好きだわ!
え?剣道だけじゃなくて?私のことも?もっと好きになってほしい…?
(沈黙)
ーーーー
彼の前にも早くこんなことを言ってくれる人が現れるといいですネ。
以上、伊香劇場(主演・脚本 伊香視史)でした。
このダルさ全開の伊香劇場からわかる通り彼の特技はダル絡みである。
普段真面目な好青年なのだが特定の条件が揃うと豹変し周りの人間にダル絡みをしに突撃
を繰り返すモンスターとなる。こんなことを書いたからには筆者もまた伊香のダル絡み突撃の被害者となってしまうかもしれない。
しかし彼をそのダル絡みだけで語ることなどできない。彼を語る上で忘れてはならないのがその強い剣道愛である。上の伊香劇場にあったように彼は入部後出会った人間に「君は剣道好き?俺は好き〜!』と聞きまくっていた。こんなのよほどの剣道愛がなければ成せぬことだ。落ち着いた雰囲気の中に剣道への無限大の愛情とダル絡み突撃をする可能性を孕んだ熱い男伊香視史、彼にはその揺るぎない剣道への愛をこれからも育んでいってほしい。
石崎 裕士 日比谷高等学校
Ishizaki Yuji
私は2050年から現在にやってきた、石崎だ。写真に写っているのはタイムマシンだ。足りないものはこちらで買えると思い、かなり軽い装備で来てしまった。本当は鈍行でこっちに来る予定だったのだが、前日に夜更かしをしてしまい、乗り遅れてしまったので、急遽高速タイムマシンの予約をとってたどり着いた。車内では2022年の七徳の現状や、注意点などがわかるビデオを見て時間をつぶしていた。どうやら豊からしいな現在は。
元々此方に長居をするつもりはあまり無かったのだが夜更かしをした結果帰りの便にまた乗り遅れてしまった。なんと次はn年後らしい。お陰で此方に腰を据えざるを得なくなってしまった。
折角なので何か身につけて帰ろうと思い剣道とロシア語をやることにした。剣道は心得があったのでさほど困らないが、ロシア語は非常に難しい。おまけに私の所属する文系ロシア語クラス通称文ロシは奇人の巣窟と言われている。私には帰らねばならぬ場所があるからこんなヤツらに染まってしまうわけにはいかない。だから、表向きは陽キャのような面をしているが、実は殆どクラスにコミットしていない。勘違いしないでほしい。出来ないのではない、しないのだ。そこがS原との大きな違いである。え?お前も奇人の1人じゃないかって?…
だが剣道部にはしっかりコミットしている。持ち前のコミュ力とギャグセンを駆使して、同期内のみならず、剣道部全体で、そして防具係としても唯一無二の地位を築き上げたゾ。T村、お前ももう少し頑張れ。
此方での暮らしは悪くはないが、やはり28年後は恋しい。そもそも何故28という数字を選んだのかもよく知らない。
また今度 28年後の七徳の話をしようじゃないか。
石田 康生 西大和学園高等学校
Ishida Kosei
カス。人畜無害の顔をしながら他人の不幸を主食として生活している。故に栄養状態が非常に悪い。最近は肉体労働に身を入れている。カラオケオールや友達との自宅お泊まり会の主催、オリ長としてクラス旅行の企画、実行など網羅的に遊び尽くし、青春のお手本のような生活を送っている。しかし、こちらでの生活が充実しすぎたのか、最近故郷に残していた大切な存在を失ってしまったらしい、、、また、単位も危うい。
彼の魅力は書き尽くせないほどたくさんあるが最も特筆すべきはその大きな声だろう。剣道をする上でとても重要とされる発声において彼は部内でも一二を争うほど大きく、そして狭い七徳堂の隅から隅まで響き渡る素晴らしい声を出す。
そして彼は頑張り屋さんである。書道係の選抜間、筆ペンを買ってテンションが上がってしまった彼は何度も何度も練習を重ねた末最高傑作を提出。見事書道係に就任してしまった。(書道経験がないのに書道係になってしまったことを後々嘆くことになる。)
の心はとても綺麗で純粋なのである。
みなさんも彼の真っ直ぐな剣道と精神性を見習いつつも文、武、遊のバランスにはお気をつけてお過ごしください。
太田 翠 日比谷高校
Ota Sui
出身高校の大先輩F島先輩のゆるふわ系奇人の流れを汲む者
混沌とした一年に突如現れた新星、太田翠。彼女によって混沌はさらに複雑化し一年生はサバイバル生活を余儀なくされた。新開、林、曹、リンゴ姫、そして翠はいったいどんな物語を見せてくれるのだろう。次回、城之内、死す。
栗林 凜太郎 筑波大学附属駒場高等学校
Kuribayashi Rintaro
A部さんによる東京大学運動会剣道部みんなのうたを聞いてから、愛が溢れて止まらない。以下、私から溢れ出る愛の例を思いついた順に並べた。1つでも覚えて帰ってくれよな!
あーいをとーめーないでぇー
布袋愛
現役時代の冬、私はギターを買った。布袋寅泰になるために。一浪が決定しても、この選択に後悔はなかった。大好きな布袋に少しでも近づけるのだから。愛ちてるよ布袋。
春日愛
私はオードリーの春日をこよなく愛している。入部式でぶっ放した私のトゥース!!!が今年の剣道部に笑撃を与えたように、これまで数々の窮地をトゥース!1本で乗り越えてきた。
トムクルーズ愛
私はトムクルーズが好きだ。しかし好きなのに会えない。会えないのに好き。不思議な気持ちだ。
剣道愛
私は稽古をするために大学に入った。剣道で一番楽しいことは、自分が練習した技をG稽古に使えた時だ。G稽古での快感を得るために栗Bは週八で通っている。
桜蔭愛
私は桜蔭が好きだ。好きすぎて、こないだ記念写真を撮ってしまった。こんなに好きなのだから、もはや運命、前世からの因縁であろう。桜蔭のためにできることがあるならなんだってしたい。
七分愛
私のズボンはいつも七分丈だ。本当は普通のズボンだったが、ある雪の降る夜、お地蔵さんが寒そうにしていたので、ちぎってひざ掛けとして献上しておいたのだ。そのお地蔵さんとは今でも連絡を取り合う仲である。
七徳愛
私は七徳を愛し七徳に愛されすぎたために、七徳と対話する術を学んだ。私は語りかけた。
私「七ちゃん、今度花火大会一緒に見に行かない?」
七徳「ごめん栗ちゃん、私彼氏と行くんだ、」
私「そっか、彼氏いたんだね、、、」
朝練愛
朝練は午後練より集中できるのでオススメだゾ。朝練を続けていると必ずいいことがあるゾ。何回も言ってみよう。朝練愛。朝練愛。朝恋愛。朝!恋愛!!私に春よ来い。来い!恋!!
兄弟愛
私には妹と弟が一人ずついる。稽古着を持って帰ると彼らの迷惑になるので、愛すべき七徳で洗って干している。ありがとう七徳。いつかお前にも兄弟を紹介するからな。
文一愛
妥協して文三にせず文一受けてよかったー。私のよく言うセリフである。進振りが楽。これ以上に安心して稽古に励める言葉はない。ありがとう文一。
仙台愛
七帝戦はよかったなぁ。無事戦えたし。牛タンはうまいし、海鮮はうまいし。ずんだジュースもおいしかったなぁ。明日からも稽古がんばろっと。あ、面かびてるっちゃ。。。
関西愛
わてなぁ最近関西弁が染みついとってぇ、標準語しゃべれへんのよな。T村とかI田先輩の関西弁がえらごっつキツうて、かなんねん。なおしていかなあかんなぁ。
母国愛
私は右翼だ。昔と違いそれを全面に押し出すことは控えているだけで、F島先輩に「大学でも右翼キャラは続けるの?」と聞かれ「いやぁキツいっす」の一言で一蹴したのも本心ではない。安心したまえ。
同期愛
私は同期が好きだ。好きすぎるあまり同期会の多額の費用を立て替えたままだ。でもいいのさ。同期が好きだからな。同期のためなら体も張る。役作りにも余念がない。
デザート愛
私は甘党だ。食事中は常に最後のデザートのことだけを考えている。他人のデザートも平気で奪い取る。お前のデザートは俺のもの。俺のデザートも俺のもの。
どうだったかな?私の愛を楽しめたかい?
現在、私から溢れ出る愛、大絶賛募集中だ。この機会にぜひ応募してくれよな!
それじゃぁ!!
篠原 文弥 筑波大学附属駒場高等学校
Shinohara Fumiya
←(左)本人
K林をK林と呼びたい18才です。
篠原 文弥(しのはら ぶんや)
昭和類昭和属昭和目平成科のバンカラの一種
東京大学文科一類所属の日本人のロシア人、剣キチ。
昭和風ハードボイルドなカッコいいをこよなく愛し、憧れ、大学入学とともにロン毛、ヒゲ、グラサン、バンダナなどありとあらゆるそれらしい要素を身につけ剣道部内のみならず駒場キャンパス内ですら異彩を放つこの漢。同じ高校出身であるK林は「あんな感じじゃなかったけどなあ」とボヤく。
そのうちオールバックにしてショットガン片手に葉巻でも吸い始めるに違いない。
自分自身のカッコいいを追求している彼だが、クラス会で同じ席になった同クラの女子と話すことができず、同席した同クラのI崎とともにひたすら飯を食べ続けるというシャイボーイな一面も持つ。あなたも一度彼と話せばそのイカつい見た目に反して驚くほど純朴な好青年であることに気づくであろう。その証拠に彼の写真のキラキラとした無邪気な笑顔を見たまえ。心の底からい◯むで染まりきったM浦との違いは歴然である。
他方で剣道に対しては熱心に稽古に励み、入部以来メキメキと実力をつけている模様で、同期の中でも今後の成長が楽しみな一人である。
また、バイトにも勤しんでいるようで、某稲田アカデミーに勤め多額の利益を得ているようだ。
篠原文弥の今後は彼の憧れの如く金と力で溢れかえるであろう。
新開 紀子 桜蔭高等学校
Shinkai Noriko
彼女はよく笑う。非常によく笑う。我々凡人には何がそれほど面白いのかよく分からないことにも非常によく笑う。本人曰く「笑いを堪えようとすればするほど面白さが込み上げてくる」のだそうだ。典型的な「箸が転んでも笑うタイプ」である。
彼女はよく喋る。特に自身のこよなく愛する◯xyZoneと◯イメロディについては止めどなく喋り続ける。ストイックさに定評のあるT村が課題をする横で◯イメロディについて丸2時間ぶっ通しで喋り続けた武勇伝は我々同期の記憶に新しい。普段全く喋らないくせにクラス会で無理して二次会のカラオケにまで参加した結果翌日喉が千切れるように痛かった筆者などからすれば、羨ましい限りである。
彼女はとても明るい。天性の明るさにより周囲の空気に癒しを与える。
曹 敏 北京大学
Cao Min
1000人に一人の、いや1000年に一人の逸材。とにかく優秀です。どれくらい優秀か紹介します。
まず彼女の専攻は医学であります。
すでに中国で医師免許を取得済ですが日本の医療に携わりたいと志してはるばるやってきたのであります。
現在院での研究をしながら日本の医師免許取得に向けての勉強も進めております。
ハードな勉強と部活を両立させるとは、、、なんというハイスペックぶりでしょう。
そして彼女は日本語を使いこなします。彼女にとって日本語は第二外国語でありますが、私達学部一年生の二外に比して極めて高い運用能力を持っています。
さらに日本語のハイレベルリスニングとも言えるお笑い鑑賞を趣味としています。
また、暗記の鬼でもあります。
G稽古の太鼓の叩き方をG稽古大好きマンK林に続いて完璧に覚えたのは他でもない曹さんなのであります。
稽古回数あたりの仕事吸収率は部内ダントツTOP間違いなしでしょう。
剣道においても持ち前の吸収の速さを発揮して指導にあたった先輩を驚かせているとのことです。(高額な防具の購入にはK林もびっくり!)
今後も彼女の素晴らしいポテンシャルと弛みない努力にご注目あれ。
田村 龍亮 北野高等学校
Tamura Ryusuke
田村「やる気ないなら帰れよ」
関西は大阪からやってきた剣道人。コテコテの大阪人。小学校の時に、剣道連盟の全国大会に大阪府選抜の大将として出場し優勝を果たした経験あり。その人柄は「他人に厳しく自分にはもっと厳しく」の通りで、高校で剣道部のキャプテンだった頃、顧問の先生に指示された練習メニューの量を3倍にして部員を扱ったそう。あまりの厳しさに剣道部をやめてしまった部員もいたとか。
そんな龍亮くんも一年間の浪人期を経て丸くなったようで現在は同期と仲良く剣道生活を送っており、時折同期のK林などの剣キチ発言に困惑する様子も見せている。
自他共に認めるストイックボーイではあるが、実は剣道や勉強など特定の対象を除けば非常に適当で気分屋な向き合い方をする側面もある。
林 まり 東京外国語大学
Hayashi Mari
彼女はとてもおおらかで優しい。彼女はある行事の日、裁縫の苦手な同期にボタンの縫い付けを頼まれ、朝早くにキャンパスのベンチで待ちぼうけをくらったことがあった。遥か向こうの門にやっと人影が現れたと思ったら、早朝ランナーである。しかし人が走ってくるのを見た彼女は、同期が遅刻を詫びながら走ってきたと勘違いし、慌ててランナーに駆け寄り労ったらしい。走れメロス以来の純ではないか。相手のランナーがどう思ったかは知らない。
そんなハートフルで真面目な彼女に、剣道を始めたきっかけを聞いたことがある。その時は、るろうに剣心の剣心になりたかったからだと言っていた。ところが最近は、鬼滅の刃に心惹かれたらしく、煉獄さんになりたいと言い出した。もはやどこまで本気なのかわからない。掴みどころがあるようで、ない人間なのだ。
松浦 圭辰 滝高等学校
Matsuura Keitatsu
珍妙な姿で絶妙な表情をカメラに向ける様子からも彼の狂気は十二分に伝わってくるであろう。しかし彼を語るのにこれでは不十分である。
「○夢」
この二文字無くしてこの男を語ることは不可能である。彼は我が東大剣道部において密かに脈々と受け継がれるこの伝統を守るため、はるばる東海の地から本郷七徳堂へとやってきた。現在2年生でありながら既に我が部においてその道の第一人者の地位を築き上げていらっしゃるK沼先輩直属の後輩であることからも、彼のその道への造詣の深さを推して知るべしであろう。彼が巷の単なる○夢厨と一線を画す点は、その創造力にある。通常○夢厨というと、彼らが敬愛して止まない「語録」なるものからの引用をただひたすら会話の中に散りばめては下卑た笑いを浮かべる、イタイとしか評しようのない連中を思い浮かべがちである。しかしこの男は、単に語録を使用するのみでは飽き足らず、その場のノリに合わせてそれっぽい発言を自ら編み出しているのだ。筆者はじめその道への造詣が浅い同期一同はどこまでが語録でどこからが彼のノリによるものなのか今ひとつ判断できないため曖昧な反応をするほかなく、呆れたような彼の眼差しに首をすくめるばかりである。また我が部には○夢の伝統を受け継ぎ守るため結成された○夢班なる地下組織が存在するのだが、その会合において、彼はじめ素面の面々が「これから810邸へ行こう」と盛り上がり、唯一お酒の入っておられたK内先輩がただ一人それを制止されたという摩訶不思議なエピソードもある。
しかし彼には、練習試合等の日の朝誰よりも早く七徳へやってきて他の同期が現れたときには既に準備を始めてくれているという極めて真面目な一面もある。筆者は、彼がこの習性のために、長年剣道部において謎とされてきた、朝七徳へ行くと必ず何かの型やっている謎の初老男性の正体に迫ってくれるのではないかと密かに期待している。
七年間愛用していたお気に入りのパンツに穴が空いたけど未だに捨てられない。
遅刻を極端に恐れるあまり部活前日に早寝するも緊張で全然眠れぬ夜を何回も過ごした。
K沼先輩を師と崇めている
(改訂版)
カリスマシェフ、ケイタツ=マツウラ。網羅領域は和洋中、さらにはスイーツ、ゲテモノまでとまさに万能。
宮武 絢大 開成高等学校
Miyatake Ayato
特性:思わせぶり
他人の心を弄ぶのが趣味。あんまり頑張っていない人にも頑張りすぎんなよって言う。
体育祭でキレるほど熱い漢の中の漢←運動会こと体育祭って言ったやつ掛かり稽古
彼の性格を一言で表すなら「ツンデレ」であろう。その風貌、佇まいはクール系イケメンそのものであるが、天下の名門K成で育んだ熱き漢魂を内に秘めており、剣キチ揃いの同期内でも彼の剣道愛、剣道部愛は際立っている。アンニュイな表情が特徴的だが、時折見せるはにかみ笑顔がとてもキュートだ。何人もの女性を泣かせてきたような顔をしながら、実は男子校出身男子クラスの奥手ボーイであるところもまた堪らなくかわいい。だが彼は最近、筆者に対してはツンばかりでなかなかデレてくれない。(諸事情あって記憶がないのだが)どうも先日ダル絡みをしてしまったためと思われる。先述の通り諸事情あっての事なのでどうか寛大な心で赦してほしい。
(改訂版)
好きな子には意地悪したくなるタイプ
山本 昂生 金沢泉丘高等学校
Yamamoto Kosei
山本昂生(やまもと にゃきお)
学名:Nakio Naachan Daisuko Daisuko
通称:あきお
はるばる北陸の地金沢から日本アルプスを3つほど越えてここ大都会東京の七徳堂へとやってきた生粋の金沢んちゅ。
初代学年副主将(仮入部初日のみ)。
まだ大学の授業すら始まっていない初回の新歓稽古から稽古に参加した時、先輩方に大声で挨拶をかまし同期にゴリゴリの体育会系の印象を与えた彼であったが、先輩との会話で「オゥ⤴︎ケェ⤴︎デェェス⤴︎⤴︎⤴︎」などと若干僭越ニュアンスのある語を発したり、instagramにスタバの新作を飲む姿を投稿するなど意外にもウェイ系かつシャレオツな生態も持ち合わせている。
そんな彼はBUMP OF CHICKENをこよなく愛し、二日に一度はBUMP OF CHICKENのグッズTシャツを着用する熱狂ぶりである。また、入部当初から「恋愛には力入れたいっすね〜」や「フェス行きたいっす」などとウェイ系キャラ全開の発言をしており、先日クラスで気になっているあの娘をフェスに誘ったようだが、そちらはあえなく撃沈、再びいい出会いを探しているとかいないとか。もし我らがあきおをお気に召した方がいらっしゃれば東京大学本郷キャンパス 七徳堂へおこしあれ。夏時点ではこんな感じだったが、あきおさんにも最近いい出会いがあったとか、同期一同基本は温かく、時には根掘り葉掘り彼の恋愛を見守っていきたいものである。
夏時点ではこんな感じだったが、あきおさんにも最近いい出会いがあったとか、同期一同基本は温かく、時には根掘り葉掘り彼の恋愛を見守っていきたいものである。夏時点ではこんな感じだったが、あきおさんにも最近いい出会いがあったとか、同期一同基本は温かく、時には根掘り葉掘り彼の恋愛を見守っていきたいものである。地方出身ウェイ系出会い厨のあきおであるが、彼の「あきお」という名前のパンチと僭越ギリギリの言動、元気のいい発声、い○むを知らず、新歓飯でM浦の大先輩のK沼先輩がい◯むのお話をされた折、「『い◯む』ってなんですか?」と質問してしまうほどに純朴な愛されキャラにより先輩からの認知度は同期トップレベルであり、先輩、同期誰からも愛される人柄である。
また、剣道にも熱心に取り組んでおり、初回の新歓稽古で師範にお厳ちい指導を受けながらもめげずに稽古に打ち込む姿は周囲の感心を買い、勢いのある気合の入った試合ぶりはチームを盛り上げてくれること間違いなしである。
恋愛に剣道に頑張り屋さんなあきおに今後も目が離せない。
李 子赫 ハルビン工業大学
Li Zihe
「いつの世も、漢は強くあらねばならない」
己の身を守り、愛する人を守り、世に大望を成し遂げる。頼りになるのは己の「強さ」、ただ一つではないか。しかしこの漢、李子赫にとって単なる「強さ」など無価値である。なぜなら彼は既にそれを手にしているからだ。
上の写真を見てみよう。この白イルカ、一見人間に可愛がられ満足そうな表情を浮かべているように見えるが、どこか諦観の念が伝わってきはしまいか。筆者は知っている。動物は本当に強さを認めた相手に対して以外、決して腹を向けない。そう、かの獣はまさしくこの漢の「強さ」の前に屈しているのだ。
彼が今求めているもの、それは「最強」の二文字である。古今東西の格闘技を身につけた彼は、遂に素手では飽き足らず、「武器を使えるようになりたい」ただこの一心で遥々と七徳堂を訪れ剣道部に入部した。彼が「強さ」を求め長年積んできた苦しい修行は剣道にも着実に生かされており、その筋の良さは、指導に当たられた先輩方が目を見張るほどである。 彼にはお茶目な一面もある。ある日筆者と彼がゴミ捨てへと向かったところ、グラウンドにおいて(何を血迷ったのか)人目を憚ることなく下を全部脱ぎ着替えを行うサッカー部員がいた。我々は彼の「ブツ」とのご対面を余儀なくされたわけであるが、その時李がしきりと「ワイシャツだ、ワイシャツだ」と言う。何事かと思い筆者が聞き返すと、どうやら「猥褻」のことらしく、「ああいうののことを日本語でそう言うのだろう」と何故か嬉しそうに答えてくれた。まあ確かに、「猥褻」を覚えたところでこれだけ綺麗に口語で使えるチャンスは後にも先にもおそらくないだろう。そう考えると彼の喜びも頷ける。
まあそんなこんなで、面白い人物である、彼は。
余 昌延 桐蔭高等学校、京都大学
Yu Changqi
入部式の後日に遅れて登場した長身イケメン。ときどきラフな語り口調で周囲を戸惑わせるが、よく話すと中身は誠実そのもの。チャラ男疑惑は撤回せねばならない。
高3以来、最難関大学の入試界隈で、道場破りならぬ大学破りをしている。京都、東京に続き、来年は北京大学の門に挑んでいるのではないかと、一同別れを惜しみつつも期待しているところである。
…余談だが、三国志好きの筆者は、彼の姓を見る度に、若き日の曹操と劉備が宴の中で、本命推し英雄を探り合っているあの場面を思い出す。
~乱世の英雄、それは…「君と余だ!」~
(俺の推しは、劉備ただ一人!と断じる曹操の迫力につられて、空から雷ババーン、
劉備、重すぎる曹操の気持ちに向き合いたくなくて、そんなことより雷こわいふり。
曹操、真に受けて「情けねえ、やめた。俺は俺だけだ」と無敵の境地に至り、快哉。
劉備、曹操ワールドから解放されて一安心。)
そう、劇的なこの場面。余氏が身近にいるために、筆者は、誰かを巻き込んで何かの文脈で「君と、余くんだよ!」とキメてみたくなる。
三国志ファンのみなさんは、ぜひ筆者と共に、彼が無双する日を待っていてほしい。