First-Year Members

名前出身
アメッドポプラ花筑波大学
今井大翔筑波大学附属高校
梅本蒼愛知県立明和高校
江口和希筑波大学附属駒場高校
杭田陸香川県立丸亀高校
小杉高大近畿大学附属和歌山高校
斎藤真澄群馬県立前橋高校
島田進太郎神奈川県立横浜翠嵐高校
柘植純志愛知県立岡崎高校
寺西慶人滋賀県立膳所高校
仲勝治愛知県立明和高校
中野大輝埼玉県立川越高校
野口佳音成蹊高校
牧野航大富山県立富山高校
馬屋原徹哉修道高校
三宅純平神奈川県立横浜翠嵐高校
八木光優起岩手県立盛岡第一高校
山田龍之介静岡理工科大学西陵高等学校
山名智士栄東高等学校
山本大貴駒場東邦高校
盧天誠上海復旦大学

アメッドポプラ花 筑波大学 Los Gatos High School 初段

名前を聞くとかわいらしさ満載の院生。しかし対面してみるとどこかミステリアスさを感じてしまう。その謎女感故か、どうやら同輩内にファンクラブがあるらしい。ただ一つ難点は、某名札作成班の天敵であることだ。

彼女の出身は横須賀であるらしい、もしかするともしかして浦賀に来航したペリーの再来なのではないか。バングラデシュ🇧🇩とのハーフなので 国籍は薄緑ベースの日の丸なのだろうか。

まあそんなことはどうでも良く、実は私、最近某彼女持ち同輩(ついでに同クラ)が同輩女子をご飯に誘っているのを目撃してしまった。それにしても某同輩は一体何をしているのか、インスタでのラブラブ度合いは嘘なのか真相は果たして……

その間に割って入っていく彼女はその同輩女子を守らんとばかりに「私も行く」と言い放った。本人曰く酒にはめっぽう強く、大量に飲んでも全く酔わなかったのでそれ以降あまり飲んでいないらしい。先輩方と一回飲んでみてほしいなと後輩ながら思ったりしている。

最近の割と衝撃的なことはオフ中の運動調査で一人ぶっちぎりの距離を走っていたことだ。東京マラソンにでも出るつもりなのだろうか。出るなら沿道に応援しに行かせていただこう、同輩を連れて。

今井大翔 筑波大学附属高校

Imai Daito 三段

なによりもまず、この2枚の写真を見てほしい。これらの写真は彼の人柄の全てを物語っている。

まずこの気だるげな表情。これは全日本学生選手権で部員が役員として働きに来たときに撮られた写真である。なんかもう面倒くさそうである。帰りたそうである。こんな表情されると1人だけ先にお家に帰してあげたくなるのである。入ったばかりの部活で先輩方のいる前でも平然とこの表情をするというこの肝の座りようは、真似したくなるほどのものである。

そして2枚目。「可愛い。悔しいけど。」というのが全会一致の感想であろう。筆者はそう思う。お茶目な一面を見せながら放つ右ストレートは、どんな剣豪であっても(そのお茶目さゆえ)完全に耐え切ることは出来ない。

このように彼は気だるげな表情とお茶目な笑顔を巧みに使いこなし、今日も元気に竹刀を振る。守りたいこの笑顔。

梅本蒼 明和高校

Umemoto So 三段

「竹刀」

梅本はそれを手に取った。

――つまりはこの重さなんだな。

その重さこそ常づね尋ねあぐんでいたもので、疑いもなくこの重さはすべての善いものすべての美しいものを重量に換算して来た重さであるとか、思いあがった諧謔心からそんな馬鹿げたことを考えてみたり――なにがさて梅本は幸福だったのだ。

「赤門」

梅本は、Tgから素早く面を奪い取った。それから、足にしがみつこうとするTgを手荒く文コリの死骸の上に蹴倒した。赤門の梯子の口までは、僅かに五歩を数えるばかりである。梅本は、またたく間に急な梯子を夜の底へかけ下りた。

 しばらく、死んだように倒れていたTgが、死骸の中から、その裸の体を起したのは、それから間もなくの事である。Tgはつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだ燃えている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行った。そうして、そこから、短い白髪を倒にして、赤門の下を覗きこんだ。外には、ただ黒洞々たる夜があるばかりである。
 梅本の行方は、誰も知らない。

江口和希  筑波大学附属駒場高校

Eguchi Kazuki 三段

彼は真面目で剣道が大好きである。おそらくは同期の中で最も七徳堂に通いつめており(時に週9で行ってるんだとか)、1年の仕事も積極的にこなす。またとても負けず嫌いな一面もある。選手選考の部内戦で敗退した際、肩を落として意気消沈の彼を見た時、筆者は涙を禁じえなかった…。

と、ここまで彼の話をしてきた訳だが、この他己紹介において、このような月並みな紹介文に終始するコメントは求められていないということは自明の理であるし、筆者個人としても、ここで責を塞ぐつもりはない。

だって面白いこと書きたいじゃん?笑

というわけでネタを求め、我々は彼が生息するといわれる七徳の奥地へと向かった。

ある時、筆者は彼が高給取りだという情報を掴んだ。しかしその情報は周知の事実であったようで、既に複数の同期から彼の奢りを期待され、集られていた。

A氏:「江口、飯(を食わせろ)!」

B氏:「江口、アイス(買って)!」

稽古の帰りがけにお店やコンビニの前を通る度にこれだから、彼も相当参ってることだろう、そう筆者が同情した時に彼が発した言葉は

「うどんならいいよ」

…ん?

またある時、彼が新しい防具を買ったという情報を掴んだ。それもなかなかいい防具との事だ。防具袋も買っていた。

しかしまたある日、「今空きコマの人 学生会館にきてくれると助かります、主な問題としては私のお金が足りません。」との彼のメッセージが学年LINEに流れた。

ところが数日後、「奢るから授業のノート見せて」との彼の発言を耳にした。

彼が成金に堕ちてしまう日は、そう遠くないかもしれない。

杭田陸 香川県立丸亀高校

Kuida Hitoshi 三段

杭田陸。彼のファーストネームを正しく読めるものは少ない。

杭田陸。港区在住。東京タワーの見える下宿で一人暮らし。コーヒーと讃岐うどんをこよなく愛する香川県人である。

杭田陸。彼は非常に大人びている。なんでも上京してまもなく、まちブラしていたところ、25歳以上独身男性対象のアンケートへの協力を求められたのだとか。それにしても彼を独身男性に見間違うというのはずいぶんな話ではないか。なぜなら・・・。

杭田陸。彼には大事な大事な彼女がいる。GW、地元の香川に帰省したもののなんと実家には帰らず、彼女の誕生日をお祝いして東京へとんぼ返り。ピュアで一途な19歳、好青年である・・・。

杭田陸。彼は帰国子女である。(それだけです。)

杭田陸。彼は東大剣道部に入部して、終生の友と巡りあった。彼は同期のTgのアパートに入り浸って半同棲を始めた。家電量販店でたこ焼きプレートを買ってTg宅に送り付け、たこ焼きパーティーを開催する日を心待ちにしているとかいないとか。

杭田陸。彼は一年主務である。役職発表の時には”えー、俺主務かよ”と言っていた彼にもようやく主務としての自覚が芽生えてきたようで、あらゆる仕事を同期に押し付ける術を身につけ始めている・・・。

杭田陸。2023年、夏。彼は二刀流としての剣道人生をスタートさせた。憧れは京大のコーチを努める大学剣道界屈指の二刀剣士である彼の兄上様。超攻撃的二刀流を目指してひたすら片手素振りに勤しむ毎日。彼の右手から逆胴が繰り出される日はそう遠くないはずである。乞うご期待。

杭田陸。繰り返すが彼のファーストネームは”りく”ではない・・・。

小杉高大 近畿大学附属和歌山高校

Kosugi Kodai 三段

近畿大学附属和歌山高校 三段

九大から降臨した小杉コウダイです。

呼吸をするようにツイートをし、麺をすする男です。Twitterでは毎月1000ツイートを超える量を呟き、時に部員のチョー可愛い女の子をしばいたと発言し大炎上したこともありましたけど、平然としばき続けています。また、Instagramを見ればほぼ毎日麺がストーリーにいます。ハイライト細かい系男子です。

いや麺好きな人って相場ハイライトより投稿でしょ、知らんけど。

ちなみに、この子カラオケめっちゃ行きます。徹カラしてて大会準備に”昼集合だったくせして” 遅刻したこともあります。知らぬ間にバンドもやってたみたいで、ドラム叩くくせしてコーヒー同好会とかいう大人しめサークルにも入ってます。

いやドラマーはモンスターとかレッドブルとか相場そこら辺でしょ、知らんけど。

あとなんかクラスではクールキャラをかましてるみたいです。理系スペ語に生息しており、クラスメイトを頻繁に家に連れ込むなど活発な一面も。陰キャの筆者には羨ましい限りですネ。

いや麺好きドラマーはクラスで暴れるべきでしょ、知らんけど。

まぁ彼の紹介はこんなもんですかね。

え、彼女?募集中です。

(注 しばいていた件についてですが、たまたま大学教員に部員の女子と同じ苗字の人がいて、その授業課題をしばいていたみたいです、耐えてます。)

斎藤真澄 群馬県立前橋高校

Saito Masumi 三段

マスミは二浪である。

男子校での三年間さらに二年に及ぶ浪人生活に耐えきれなくなったマスミはついに群馬帝国の国境を突破し日本の首都東京都に密入国を果たした。

彼の剣道は本物で、一年生トーナメントでは堂々の準優勝。小柄ながら抜群のフットワークを活かして相手をジリジリと追い詰める。浪人時代はほとんど剣道に触れてこなかったというから驚きだ。繰り返すがマスミは二浪である。

マスミは出会いを求めて密入国したのだ。選択した二外はもちろんクラスに女子が多い仏語である。群馬帝国籍と浪人歴を隠してクラスに溶け込むことに成功し休日にはクラスディズニーを満喫。ディズニーをきっかけに、同クラの女の子が気になり始めた。その頃からだろうか、マスミから群馬帝国臣民としての荒々しさが抜け、彼の様子がまるで初恋に悩む中学生のように変わっていったのは。

マスミは美容室に行った。モテたい一心で”マッシュにしてください!”とオーダー。どうやらこちらの国でのモテ髪型はリサーチ済みのようである。ところが美容室から帰ってきたマスミを見て彼が髪を切ったことに気づいた同期は一人もいなかった。その髪型、意中のあの子には気に入ってもらえたのだろうか。

大事なことを言い忘れていたようだが、マスミは二浪である

島田進太郎  神奈川県立横浜翠嵐高校

Shimada Shimtaro 三段

頭の中に一人の男子中学生を思い浮かべてみよ。それこそが島田という男に寸分違わぬ像である。忙しいようであれば、一人の中学生が我が部に所属しているということだけ了解してあとは読み飛ばしてもらっても構わないのだが、誤解があるといけないので少々書き記しておこう。

 まずもって大学生としてはあり得ないレベルで元気である。声が大きく、よくけたけた笑う。思ってないけど、思ってないけど、見ていてそんなに気持ちのいいものではないのが不思議である。

 エネルギーが有り余っているので、その捌け口を探しており、ペットボトルキャップ野球サークルに所属している。こんなものはあらゆる娯楽を骨の髄まで貪り尽くして、それでも飽き足らない人間が最終手段としてやるものだ。しかし彼はサークルの先輩方の投球技術に畏敬の念を表し、ことあるごとに語っている。自分との才能の差を痛感しているのだろうか、俺は打つ専門だと言い出す始末である。キャップ野球などは、みんな投げてみんな打てばいいものを、専門だとかなんだとか言い出していることに引っかかるが、まあいいだろう。

 エネルギーが有り余っているので、あらゆる話を2倍に誇張して話す。誇張率は常に2倍で固定であるから、聞き手が半分に割引いて聞けばコミュニケーションに支障はない。俺はTgに嫌われ、避けられているのだとやたら言いふらしているが、実際はキャンパス内で二人が偶然出会ったときに、Tgの声が小さかっただけで、何の事件も起きていないに等しい。もちろんTgにもそんな意図はないのだ。Tgが本当に嫌いなのは、島田の「文コリ」(文系韓国語選択の略称)の発音である。

 エネルギーが有り余っているので、人をいじり散らかしている。男子校出身者を「拗らせている」として糾弾するのが彼のブームだ。特にymmtには同情する。彼の名誉のために詳細は省く。(たとえるなら,ymmt愛用のスニーカーを島田が勝手に売ったらパチもんだった、そんな感じです。)この間も島田は再犯に及んでいたのだが、同じく男子校出身者であるegcが制止していたのは、語り継ぐべき友情の物語である。

 エネルギーが有り余っているので、進振りがやばいことをアピールしてくる。彼の所属する文科二類は4分の3が経済学部へ進学するのだが、そこから漏れそうだと本人は言う。経済学部への進学は絶望的であると、島田くんの天敵である中国語は語りかけてくるとうるさいが、どうせ誇張である。

 色々書いたが根はいい奴だ。9割位の人から愛されている。

 とても明るくて、将来は安泰の島田である。好意を抱いたならアタックしてみよう。彼女がいるとかいないとかこの男には関係ない。逃すには勿体ない玉の輿が、有り余ったエネルギーで愛してくれるはずだ。

柘植純志 愛知県立岡崎高校

Tuge Junshi 三段

見た目通りの温厚さと行動の節々に表れる真面目さから柘植純志という男は部内でアイドルのように愛されている。筆者も一目見たときから彼はとても良い人なのだなと感じていた。しかし彼と深く関わった者は皆口を揃えて言う。

「あいつは内側にとんでもない闇を抱えてる…あいつはやばいぞ…」

 あの裏表なさそうな彼がそんな闇を抱えているわけないだろう。入部したての頃はそう思っていたが、彼と深く関わっていくうちに皆が言っていた言葉の意味を嫌でも知ることとなってしまった。

 ある日いつものように談笑していると彼は言い出した。

「同クラって言葉、世界で一番嫌いな言葉なんだよね…」

補足しておくと同クラと言うのは世間一般でいうクラスメイトのことである。一瞬何を言っているのか理解できなかった筆者が聞き返すと彼はお構いなしに持論を展開し始めた。私の倫理観を根本から覆すものであったその内容はとてもここでは書けるものではないし、もし書いてしまえば明日には筆者はこの世に存在しなかったことになってしまうだろう。

 またある時彼は言った。

「結婚って概念は人類にとって害悪なものだと思うんだ…」

そこから展開された彼の崇高な理念と高尚な計画は、愛すべき彼女を持つ筆者にはとても同意できるものではなかった。彼の理念と計画を聞いて動揺していた筆者が必死の思いで彼の意見に反対すると、彼は落ち着いた様子で私を自宅へと招いた。

「リラックスしててよ。ご飯作るから。」

そう言われ床でくつろいでいた筆者が覚えているのは、フライパンを握って近づいてきた彼の微かな笑顔だけであった。

寺西慶人  滋賀県立膳所高校

Teranishi Keito 三段

寺西さんは埼玉県で生まれましたが、生まれてすぐ滋賀県に引っ越しました。高校は、滋賀県立膳所高等学校です。剣道以外の運動をやっていないですが、本を読むのが大好きです。特に森博嗣のミステリー小説をよく読みます。物理学に興味があり、将来物理専攻に進学し、物理学を研究したいと思っています。好きな動物は犬、色は黒です。実は黒の服ばかり着ています。寺西さんの寮から本郷までは、20㎞あるのですが、いつも自転車で行っています。いつも自転車を使うのが、自分の最大の特徴かもしれませんと寺西さんは思っています。

仲勝治 明和高校

Naka Katusji 三段

三鷹寮に住んでおり、人一倍にバイトに励んでいる。良い子。これが筆者が感じた第一印象である。それとは裏腹に彼はなかなかのやり手らしい。聞くところによると、高校時代に部内恋愛をし、かなり懲りている模様。

「あいつは猿っす」彼の高校の同期はこう言う。これ以上はもうなにも言わない。まあとりあえず彼には違うコミュニティで彼女を作ってほしいものだ。

中野大輝  埼玉県立川越高校

Nakano Daiki 二段

学名:daiki nakno 

分類:哺乳類霊長目  ハダ科  ラ属 

生息地:埼玉県入間市周辺

全長:1.73m

食性:ヨーグルト

主な鳴き声:「耐えた」

本名中野大輝。埼玉の地に生まれた彼は中学で剣道と出会った。3年間剣道を続けた彼は高一のとき、東大剣道部に入ろうと決心しギター部に入部した。もう一度言う。彼は大学で剣道部に入ろうと決心し、高校でギター部の門を叩いたのだ。正直筆者はそれを聞いた瞬間、は?どういうこと?と思ったがどうやら高一の始めに東大に行ける可能性を感じた彼は一度勉強に専念したかったらしい。なるほど。もう少し聞いてみると彼は文化部の中でも週休3日が約束されていたため勉強に集中できるギター部を選び、週6日活動していたらしい。は?どういうこと? 本末転倒である。因みに彼は1年間浪人もした。週6の練習でスキルを磨き上げた彼の実力は全国大会で金賞を受賞するほど。これを初めて知った時突然のビックニュースに対し筆者は思った。は?どうi(割愛)こんな大きな隠し球をなぜ彼はずっと黙っていたのだろうか。ギターを弾く姿を見たことがないし全国金賞はたぶん嘘なのだろう。

少し訳が分からないところを持つ彼だが、それほどのギターの実力を持っていても尚大学で剣道部に入った熱量は計り知れない。「中学以来の試合だったから開始線間違えたわ。」なんてお茶目な面を持ちつつも、稽古からはすぐにブランクを埋めて全員追い越すぞという熱意を感じる。なんだかスラムダンクの三井寿みたいでかっこいい。「安西先生 バスケがしたいです……」

そんな三井は脱いだらすごい。バキバキの腹筋に鍛え上げられた胸筋をもつ。そして彼は先輩を海に突き落とす度胸も併せ持つ。剣道部のオリ旅行の際I田先輩を江ノ島から島流しにしたらしい。その後I田先輩の姿を見た者は居るんだとか居ないんだとか。恐ろしい。とても恐ろしい。純朴で硬派な彼と海が近くにないところで遭遇したら特に女の子は怖がらずに是非声をかけてあげてほしい。彼はいつでも待っているはずだ。

野口佳音 成蹊高校

Noguchi Kanon 二段

彼女はネキ、野口ネキだ。

ネキは重度のツイ廃である。いつもネキネキしたツイートをしている。

ネキはよくティアラを身につけている。正直あまり似合っていない。

ネキは。よくBeRealを使っている。Realはほとんど投稿していない。

ネキは寝坊魔である。練習試合を寝ブッチする。

ネキはとてもモテる。でも昔男に遊ばれたらしい。

ネキは勝負師である。落単スレスレで生きている。

ネキはドSである。常に鞭を携帯している。

ネキはいつもヘッドホンを首にかけている。何を聞いているのか気になるがきっと東大生らしく般若心経あたりであろう。

ネキは突かれるのが好きである。某富山の同輩に突き殺されかけて喜んでいた。

ネキは先取り学習が得意である。3月のうちから部活に参加していたらしい。

ネキは佳音と呼ばれたいらしい。あまり浸透していない。

ネキはとてもかわいい。部のみんなに愛されている。

ネキネキネキ、ネキ、ネキネキネキネキネキ。驚くべき事実である。

この愛すべき佳音をどうぞよろしくお願いします。

牧野航大 富山県立富山高校

Makino Kodai 三段

富山発、全国の舞台で活躍したイケメン剣士。1年生ながら七帝戦でレギュラー入りするほどの実力の持ち主で、剣道めっちゃ強い。中学時代には3年連続全中出場、高校時代の団体戦では県の全ての大会で入賞、そして全国選抜にも出場した。

それだけであれ。

高スペックな彼にこんな僻みは通じない。この言葉が埋もれるくらい彼には数多くの魅力がある。その一部を紹介していこう。

①顔が良い

一目見るだけでガツンとくるかっこよさがある。これで勉強できて、剣道強いんだから高校時代の人気はアイドル並み。ファンクラブ会員の黄色い声援に囲まれながら一緒に写真を撮ってあげたりしたそうな。(ガチ)

②同期を信じて仕事は任せる

七帝戦準備では膨大な量のパンフレットの綴込みを稽古後即帰宅で回避した。我々は信じられている。

③ちょっとうっかり

部活終わりに余興のネタ合わせがあるのを忘れて間違えて帰っちゃう。

七帝戦準備では大事なパンフレットの一部をカバンに入れたまま帰ってしまったことに気付き、結局戻ってくる羽目になった。

④オラオラ系

自己紹介アンケートで同じような質問があったことに対して回答欄でオラついていた。

⑤胆力がある

先輩との挨拶で「ちょり〜っす」って言うとか言わないとか。

七帝戦準備では持ち帰ってしまったパンフレットを届けた後、手伝わずにすぐ帰った。

とまあこのように魅力語れば止まらない男であるが、まだまだこんなもんじゃない。剣道に限らない彼の素敵な一面をこれからも楽しみにするとしよう。

馬屋原徹哉 修道高校

Mayahara Tetuya 三段

広島県からはるばる上京してきた彼は教養学部文科二類に所属している。文科二類とは、経済学部へ進学を希望する人が多く、上位約4分の3が実際に経済学部に進学する科類である。つまり進振りは優しめではあるのだ。しかし剣道部の文科二類4人、成績が良いとは言えず、経済学部進学はあまり楽ではない。むしろ厳しい。彼を筆頭に。

1年最初の期末試験、我々は計画的に準備を進め緊張感の中試験に臨んだ。当然である。我々文科二類は進振りのために点数が必要なのだから。しかし迎えた経済Ⅰの試験、文科二類の準必修である経済Ⅰの試験、いくら見渡しても彼の姿はない。疑問に思いながら終えた試験後、文科二類のグループLINEに二通の通知が届いた。

「お昼寝してたら経済行けませんでした」

「おわりです」

どうか誰か彼に危機感というものを教えてやってほしい。彼はここで「おわる」人材ではないはずだ。そして、来年、周りを癒す彼の唯一無二の笑顔が失われないよう祈るばかりである。剣道部の仕事をのらりくらりと躱す彼の笑顔が。

ちなみに翌々日一限の数学Ⅰの試験には現れていた。K田を犠牲に。

三宅純平  神奈川県立横浜翠嵐高校

Miyake Junpei 三段

彼は多趣味である。彼は剣道をしつつ、ギターを弾き、折り紙をおり、アニメを見て、ツイッターで呟き、宇宙に行く。

そんな彼の高校時代の同期であるS田に彼のことを聞くと次のようなことを言っていた。 

「地雷女にハマっていた」

「女子人気があるのに鈍感」

「可愛い子から告白されて振ったことを後悔」

「ストレートパーマをかけるとかっこいいと翠嵐高校カーストトップ層のダンス部に噂されていたが彼はそういうのいいからとすかしていた」

「レベチで優しくて人望がある」 

 これらの証言はS田によるものであるため事実かどうかは分からない。しかし最後の証言だけは本当であってほしい。

↓眠れる山羊

↓迷える子羊

八木光優起 岩手県立盛岡第一高校

Yagi Mitsuyuki 二段

八木、もとい山羊。彼の主な生息地はTwitterである。3月に始めたTwitter のツイート数は7月時点で2000を越し、彼の活発な言論活動は止まらない。しかしTwitter上でレスバを行い、先輩をビビらせる山羊らしからぬ凶暴な一面を持ち合わせており、遭遇した時には注意が必要だ。(本人注:S田と会う前にこのレスバをしたせいで、対面する直前の印象は最悪なものだったそう。)そんな彼も自らの習性を買われ、あかどんの中の人のバイトに内定したとか。あかどんが四足歩行歩行していたら山羊ちゃんなので可愛がってあげましょう。

彼の残りの部分は、「剣キチ」の一言で集約される。1時間かけて朝の追い込み部に参加する姿を見ると、15分で着くのにヒイヒイ言っている筆者は情けない限りである。彼によると、剣道部が楽しくて仕方がないそうだ。これは高校時代の事情が関係しているそうだが、ここではパンドラの箱は開けないでおこう。とにかく、ニ媒体で活動を続ける彼の活躍を期待しよう。

山田龍之介  学校法人静岡理工科大学星陵高等学校

Yamada Ryunosuke  三段

俺は大学剣道日本一との呼び声高いC大学剣道部で四年間の修養を終えて、七徳堂の門をたたいたんだに。

顔もまあまあかっこいいしさー、真面目だしさー、嫌味のない性格だと思うじゃんね。

みんなもそう思うら?

でもなんでかモテないじゃんね。

周りからは”山田さんっていい人だよねー”ってよくいわれるんだに。いい人すぎてつまんないってことなんかな?

最初で最後の彼女にもすぐ振られちゃったもんで、もう俺、自信なくしちゃったさー・・・。

もう恋なんてしないって思ってたんだけどさー、俺東大剣道部きてほんとよかったって思ってるじゃんね。

同期の学部生たちがそれはそれはかわいいんだに。

あどけない笑顔とか年上の俺にも壁作らずに接してくれる感じとかね。

この他己紹介はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ない、かもしれない。

山名智士 栄東高等学校

Yamana Satoshi 三段

筆者は焦っている。筆者はかなり早い段階からこの紹介文を仕上げていたはずだった。しかし消えているのだ。先ほどまだ書いてないの?という怒りを含んだ催促のメッセージをTg氏からいただいた。Tg氏は怒らせたらまずいお方である。ちゃんと書いていたのに消えたんだと言い訳をしても許してはくれまい。

なぜ書いていたはずの紹介文が消えたのか。実は一つだけ心当たりがある。昨日、山名同輩は、彼が溺愛する彼女とデートをしたらしく、その様子をインスタにあげていた。素敵な恋人がいることは微笑ましいことだが、ツーショットを投稿するのみならず、憚ることなく惚気ているのを目撃した筆者は無性にモヤモヤとした気持ちを覚えた。そこで紹介文という場をお借りして遺憾の意を表明しようと思ったのである。その編集の途中から記憶がない。おそらくそこでなんらかの事故が起きたのだろう。

浴衣姿の彼女とツーショットを撮り、「みーちゃんかわいい」と投稿しているのはまだ可愛らしくてギリ許せる。ただ、両頬を膨らませた顔で写真に映っている山名同輩を見るとやはりなんとも言えない気分になる。なんだかなあだよ山名君。

何はともあれ、同期のNk氏を反面教師として恋愛面での致命的なミスには十分気をつけてほしいと思う。

なお、あんな可愛い彼女がいるのに他の女子をサシ飯に誘っていたことは未だ誰も知らない、、、。

山本大貴 駒場東邦高校

Yamamoto Hiroki 三段

分類:白身魚のムニエル タイプ:くさ、ドラゴン 

高さ:24.0 m〜 重さ:???.? kg 特性:ふっくら柔らか、ほぐれた身

思いやり★★★★☆ 道徳・正義感★★★★★ 強引な突破力★★★☆☆

問題解決力が高く、彼の言うことは常に正しい。正義感が強く、道徳心とか思いやりが欠如している人に憤りを感じてるみたい。かわいいアホ。仲良くなれば分かる。

彼の性格は白身魚のムニエルに近い。そんなにインパクトのある料理ではないものの、ふっくら柔らかくてシンプルに美味しい。大人気というほどではない点と、ガツガツしていなくてほぐれている性格という点で、イメージが合致する。

最新AIの解析により、彼の適職が判明している。発表されたリストによれば、適職の1位は「社会保険労務士」であり、その後は「大学教授・税理士・家電量販店スタッフ・宅配便配達員・専業主夫」と続いている。才能あふれるも意欲と図々しさに欠ける彼。どんな大人になるか、非常に興味深い。

盧天誠 上海復旦大学

Lu Tian cheng 初段

はるばる中国から東京大学に渡ってきた留学生。普段は中国文学の研究に勤しむ優秀な学生であり、道場では留学生随一の上手な剣道を見せる。また院生の中ではY田に次いで稽古に打ち込む積極性も見せている。中国語を勉強する筆者からすると、日本語も中国語もペラペラな彼に既に憧れを抱いているのだが、なんと彼は筆者が大の苦手であり、入学試験のみならず入学後のALESSとかいうクs…素晴らしい授業でも苦しめられている英語も得意とし、剰え物理学を学ばんとする筆者が、アインシュタインへの憧れから密かに勉強しようとしているドイツ語さえも話せるというのだ。ここまでの語学力を見せられては、普段は「俺は語学を勉強しに東大に入ったんじゃねー!!理系がなんで外国語を2個も勉強しなきゃいけないんだ!!」と憤慨(できない言い訳ともいう)している筆者にとって、憧憬はおろか、崇拝の対象の域である。学習能力も高く、先日は日本のドタキャンという文化も吸収したとかしないとか…

 部内で遺憾なく知性を発揮する彼であるが、同時に人柄も穏やかである。初対面から積極的に尖ったコミュニケーションをかますS田には少し見習ってほしいものだ。それに加え自分の知性もひけらかすことはない。人柄もいいなんて、親に学費を出してもらって一回も1限に出ていないカス筆頭の筆者は全く敵いません。

 そんな東大の鑑のような彼がこの剣道部でどんな活躍をしていくのか、今から非常に見ものである。